「積む人間」になっていませんか?

IT系の学生が集まるイベントに参加し、
WantedlyにCOOとして参画した萩原学さんのお話を伺うことが出来ました^^

飾らない堂々とした態度に、鋭い目。
イケてるベンチャーの人~って雰囲気が滲み出ていてとても素敵でした!
こんな方がCOOだなんて、さすがWantedlyさん。

萩原さんはWantedlyに入る前、勤めていたゴールドマン・サックスを数年で辞めてしまったそう。
「なぜ辞めたのですか?」と学生から質問が飛ぶと、
「これ以上”積む”と逃げられないと思ったから。成功や肩書は自分の可能性を狭めることになるからね」
とおっしゃっていました。

積む人間とは?

漫画『アカギ』に萩原さんの言う”積む”の一節が出てくるとのことで、帰って早速チェックしてみました。

漫画の中で主人公アカギは、
日本屈指のヤクザのボスでエリート中のエリートである原田を「積む人間」と呼び、こう続けます。

「成功を重ねるのは間違っていないが、積み過ぎると体を重たくする贅肉となる。
そしてお前はその結果、今やまるで動けず、窮々としている。それでお前は生きてるといえるのか」と。

赤木の言葉から、
原田は今自分が半年先までの過密なスケジュールと“組長”を演じることにより感情も素直に出せない、
『成功に縛られた死に体の人生』を過ごしていることに気付くのでした…。深い…。

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参照:http://zsenshinet.blog.fc2.com/blog-entry-212.html

積んできた私

萩原さんのお言葉にとても共感したのは、
私がこれまで”積んできた”人間だったからだと思います。

高校もわりといいところを出て
大学は慶応大学法学部に進学。
親も友人も私の将来に期待してくれていました。

転機が訪れたのは大学3年生の夏。
就活を目前にして、直感的に「このまま進むのはいやだ」と思いました。
確かにいい企業に入れば親も周りも喜んでくれると思う。それは私としても嬉しいこと。

でも。

逆に言えば、成功しない自分に価値は無いのか?
このままずっと周りの期待通りの人生を歩いて行かなくてはいけないのか?
何かに縛られた人生。
果たしてそれは、本当に私の人生と言えるのか?

そんな疑問がむくむくと湧いてきました。

どこかでいいこちゃんを演じていた自分に嫌気がさしたのかもしれません。

自分の人生を自由に生きたい。
その想いが強くなっていきました。

決断

そして私は、就活を辞めるという決断をしました。
大学に依存しない全く新しい環境で、まっさらな状態から何かを始めてみたいと思いました。

自分の中の「何か違う」という違和感を大事にしたかった。
友達はみんなリクルートスーツを着て頑張っていたけれど、
それでも無視しちゃいけない大事な直感だと思いました。

もちろん、突然の決断に反対や批判も多かったです。笑
「なんで!」「意味不明!」ってたくさんの人に言われました。

それでも、あのときの決断を、私は今でも全く後悔していません。
今、前向きにパワフルに人生を生きる友人に囲まれて、
飾らない、本当の姿の私でいられるから。

自分の人生を自分でデザインしている感覚がちゃんとある。

それは私が一番求めていたものでした。

思い切って捨ててみるのもいい

積んだものを捨てる。
これは人を強くするんだと、身を持って実感しました。

萩原さんがおっしゃるように、
成功や肩書は自分の可能性や自由を狭めることがあります。

自分は積み過ぎていないか、
だれかの期待にがんじがらめにされていないかを定期的にチェックするといいと思います。

そして、積む人間になっているとわかったら、一度勇気を出して捨ててみるのも手かなと思います。

成功事例に頼るのを辞めて、もう一度ゼロベースの自分で始めてみる。
きっと簡単なことではないのだろうけれど、そこから見える新しい風景にはそれだけの価値があります。

そうやって積んでは捨て、積んでは捨て、とやっていたら
一度の人生で何人分も生きられそうですね。あー楽しそう。

そんなことを思うちびっこでした。

ではまた!ヾ(o゚x゚o)ノ

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